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東京都多摩地区の東部に位置する府中本町。都心へのアクセスの良さとそれに反する家賃の低さで、若年層も移住することが多いエリアです。くわえて神奈川県へのアクセスもしやすいので、横浜・川崎方面への移動もスムーズにできるのもポイント。ここでは、そんな府中本町の特徴や住みやすさについて見ていきましょう。
府中本町エリアの主要駅は府中本町駅で、南武線と武蔵野線の2本が乗り入れています。2019年時点での一日平均の乗車人数は17,126人とかなり大きな数字になっています。また、通勤ラッシュ時の混雑率は、南武線では最大184%、武蔵野線では最大173%となっており、混雑率は比較的高いと言えます。
他エリアへのアクセスのしやすさを見てみると、新宿エリアへのアクセスは30分県内ですが、それ以外のエリアへの移動にはおおむね60分かかると見ておいたほうがいいでしょう。乗り換えも1回は必要になってくるので、交通機関の利便性は平均的であると言えるでしょう。
警視庁の発表している「犯罪発生状況(平成30年)を人口1万人当たりに換算したもの」のデータによれば、平成30年における府中本町の犯罪発生件数は1,503件となっています。この数値を府中市の人口約26万人で割り、1万人あたりの犯罪発生件数に換算すると、57.8件。東京23区のランキングでは下から2番目になるので、府中元町の治安は非常にいいほうだと言えるでしょう。さらに、犯罪発生件数は年々減少傾向にあります。
府中本町で暮らすうえで警戒するべき災害は、多摩川の氾濫です。府中市の公式サイトでは、大雨や台風で多摩川が反乱した場合の水害リスクと避難場所を、水害ハザードマップとして公開しています。危険度の違いはあるものの、多摩川周辺は概ね水害リスクがあると理解しておく必要があるでしょう。
府中本町エリアには、多数の商業施設があるので、日常生活を送るうえでの買い物に困ることはないでしょう。例えば、ディスカウントショップとしてはドン・キホーテがあるので、さまざまな商品をお手頃価格で購入できます。また、ライフもあるため夜遅い時間帯でも生鮮食品などを購入することができるでしょう。ほかにも、スーパーとしてはサミットや各種コンビニも充実しています。
子育て世帯にとってチェックしておきたいのが待機児童問題。府中本町はと言うと、「100都市保育力充実度チェック 2018年度版」に掲載されている府中本町の保育園入園決定率は80.1%、待機児童数は351人。2018年度の平均入園決定率は76.1%なので、府中本町の保育園入園決定率は高いほうだと言えるでしょう。子育て家庭にとっては嬉しい情報です。
2021年の府中本町の公示価格は、地価平均が193万3517円 /坪単価となっており、前年と比較すると0.02%上昇しています。日本全国の駅周辺地価ランキングでは360位 /5093駅となっており、かなり上の方にランクインしているエリアです。
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※本サイトでは「府中市 工務店」とGoogleマップで検索し(2021年2月12日調査時点)表示された会社のなかから、1級建築大工技能士が在籍しており、インターネット上に坪単価の記載がある工務店をピックアップしています。※保険や保証の内容は、プランや条件により異なります。